■個性あふれる作品の数々!

やまがた工芸の会 近藤里美さん「桜染の糸で桜を表現した着物です。幾何学模様で桜の木を表現したかった」

着物に描かれているのは枝垂桜。一見、灰色一色にみえる部分は光や風を表現しようと、様々な糸を使って織られています。春を待つ、北国ならではの桜の表現です。

吉田木芸 吉田米子さん「わりと使い勝手のいいものがいいのではないか」

こちらは樹齢150年を超える木材「黒柿」を使った吉田木芸の工芸品です。

拭漆(ふきうるし)という技法を使って艶を出すことで独特の模様を美しく仕上げてます。

展示会初日のきょうは、訪れた人が作家たちに作り方を直接たずねる場面もありました。

訪れた人「手が込んでいるものが多くて楽しくみました。絹糸で縫われている物は糸が細いと聞いて色んな糸を使っていてグラデーションがきれい」

「やまがた工芸の会展」は山形市の文翔館で今月26日まで開かれています。