10月3日、キノコ採りの女性がクマに襲われて死亡し、一緒にいた女性が行方不明となっている栗駒山の現場近くできょう、クマがわなにかかっていたことが分かりました。現場付近で捕獲・駆除されたクマは5頭目です。

宮城県栗原市の栗駒山では、10月3日、キノコ採り中の70代の女性がクマに襲われて死亡し、一緒にいた別の70代の女性もクマに襲われたとみられ行方不明になっています。

栗原市によりますと、21日午前7時20分頃、現場近くに仕掛けていた箱わなに体長1.2mのオスのクマ1頭がかかっているのが見つかったということです。
クマは、その場で駆除されました。現場近くでクマが捕獲、駆除されたのは5頭目です。

10月15日には、成獣のクマがわなにかかっていて、市では女性を襲った個体かどうか調べるため、21日に岩手大学にDNA鑑定を依頼したということです。
市は、21日駆除した個体についてもDNA型を調べる方針です。