「重さ」を感じる新基準の原付 乗り心地の良さは増す?
50ccに代わり11月から順次、新発売されるのが「新基準原付」です。
ホンダは16日、新たな排ガス規制に適合した110ccクラスの原付バイク4車種を発表しました。

バイクオン田上店・向井真里奈店長「同じこの大きさで重さも同じで50ccのパワーしか出ない。パワーダウンさせたものが新基準原付として今後発売されていく」
50ccの原付と、新基準原付に近いバイクを比べてみると…
渡邉百音キャスター「あ!けっこう重さ変わりますね。大きく問題はないが体感重くなったなという感じがする」

シニア世代などには扱いづらくなるという問題もありそうです。高齢の母のために原付バイクを見に来たというこちらの親子は駆け込みで店を訪れましたが、価格が上がっていることに驚いた様子です。
来店客「全然知らないです。そうなんですか⁉2万くらい高くなっています。本当に?もう高くなってる?」「力もうなくなってきているので大きいのよりは50cc」
一方で、「新基準原付」は乗り心地などの面で利点があると向井店長は話します。
バイクオン田上店・向井真里奈店長「環境に優しいことはもちろんなのですが125ccの大きさなので乗り心地もよくなっていますし、ブレーキの効きも50ccに比べるとぎゅっと止まるように良くなっている」

生活の足が様変わりする11月以降、原付バイクの流通にも大きな変化がみられるかもしれません。