0勝3敗から逆王手をかけたプロ野球クライマックスシリーズファイナル第6戦。
ファイターズは「あきらめない」素晴らしさを見せてくれました。

荒木颯太 記者
「エスコンフィールドのパブリックビューイングです。プレイボールまであと30分、福岡まで思いを届けようと、ファンが集まってきました!」

観客
「絶対勝つと応援しに来ました」
「(どの選手に期待したい?)俺は郡司かな」

一方、札幌・ススキノでは…

ファン
「達くん、甲子園に連れてってください!がんばろう!」

日本シリーズの進出を賭けたクライマックスシリーズファイナル第6戦。
ファイターズが1点を追う展開で動きがあったのは4回。

4番・郡司選手が放ったタイムリーヒットで同点に。

時崎愛悠 記者
「先ほど同点に追いついたファイターズ、ファンの熱も止まりません!」

しかしそこは宿敵・ソフトバンク。
続く5回、ファイナル初戦から中4日での登板となる達投手は、ランナー1・2塁のピンチで…ソフトバンク周東選手の打球を水野選手が上手く捕り、2塁へ。
しかし、セーフの判定に新庄監督がすぐさまリクエストも覆らず…その後、2アウトながら満塁のピンチを招くと、ここを抑えきれず再び、リードを許します。

1点差で迎えた9回。2アウトランナーなしと追い込まれた場面、打席に立った清宮選手はレフトフライでゲームセット。

あと1点が届かなかったファイターズ。
9年ぶりとなる日本シリーズ進出とはなりませんでした。

北海道でゲームを見守ったファン
「ここまで連れてきて来てくれたというか、本当にかっこよかったです」

「来年こそは絶対日本一になってほしいです」

「選手は頑張ったと思います。胸張って帰ってきてほしいです」

ススキノフィールド北海道 オーナー 堀尾茂明さん
「(来年は)CSも勝って、日本シリーズで新庄監督を胴上げ!」

新庄剛志 監督
「まだまだ来年はまだまだ強くなるので、日本シリーズ行く準備をしてますね」

大海原の先にある「日本一」に向けて、ファイターズの大航海が続きます。