気象庁は10月21日(火)午後3時45分に「台風情報」を更新しました。
この情報によりますと、21日午後3時現在、南シナ海の海上にある『台風第24号(フンシェン)』は、今後、時速15km~10km以下のゆっくりとしたスピードでジリジリとベトナムへ向かって進んでいく見込みです。台風24号は24日午後3時までにはラオスで熱帯低気圧に変わる見込みです。



また、最新の天気図を見てみると、先島諸島付近には新たな“台風のたまご”である熱帯低気圧の発生が確認されているほか、日本の南~日本の東には秋雨前線が停滞しています。
気象庁の「短期予報解説資料」によりますと、秋雨前線は23日(木)にかけてほとんど停滞。熱帯低気圧やこの前線に向かう暖かく湿った空気のほか、トラフ(雲の広がりやすい気圧の谷)が西日本~東日本を通過することから大気の状態は非常に不安定になる見込みで、雷を伴った激しい雨や非常に激しい雨など「大雨」となる所があるとみられています。
このため気象庁は、南西諸島と伊豆諸島では23日にかけて、 土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒し、落雷や突風に注意を。局地的には竜巻などの 激しい突風に注意するよう呼び掛けています。
以下、「台風24号」に関する最新情報の詳細や「天気図(最新・24時間・48時間予想図あり)」となります。
台風情報を含む、気象情報は日々変わっていくため、今後も気象庁の最新の情報、天気予報には留意する必要があります。
※【雨と風の予想シミュレーション】は、関連リンクからご覧いただけます。