国の調査では幼稚園児の5%、小学校低学年の30%が自分専用のスマートフォンを持っているというデータもあります。
正しい付き合い方を親子で学んでもらおうと鹿児島市で講座が開かれました。
「分かってるけどやめられない状況になるのが、脳の発達段階にある子どもたち」
無料で開かれた講座は「子どもにスマホを見せるとなかなか手放してくれない」との相談を受け開かれたもので、0歳から5歳の子どもを育てる母親などが参加しました。

こども家庭庁の調査では自分専用のスマホを持っている割合は幼稚園児が4.5%、小学校低学年が30.7%で、内容は動画やゲームが上位をしめます。

講座では公認心理士の青山高志さんが「ルールづくり」がポイントだと話しました。
「ルールは親子で一緒に決める、一方的に押し付けるのではなく、子どもの意思を尊重しながら決めるといい」
(1歳を子育て中)「イヤイヤ期が始まって、動画を見せると喜ぶからどうしても見せてしまう。(大きくなったら)子どもも納得するルールを共有して、使い方を考えること(を学んだ)」
子どもが小さいうちは親が管理し、成長に応じて一緒に使い方を見直すことが大切です。