陸・海・空自衛隊から5万人以上が参加する過去最大規模の実動訓練が、鹿児島を含む全国各地で20日から始まりました。

20日から始まった自衛隊統合演習は、陸・海・空自衛隊から5万2000人、アメリカ軍6000人などが参加し、過去最大の規模で全国各地で行われています。

(記者)「水中の偵察のため、陸上自衛隊のダイバーを乗せたゴムボートが、大和村の港から出ていきます」

奄美大島では、大和村の大和港で、水中に機雷を設置するなどして敵の上陸を防ぐ、水際障害構成訓練の準備が行われていました。

(訓練を見ていた人)「最近、中国の船とかも、けっこう近海に来ているようなので、自衛隊の人がいると、気持ち的には安心にはなりますね」

演習は今月31日までで、鹿児島空港と奄美空港、徳之島空港では、航空自衛隊の基地が攻撃され使えなくなった場合を想定したF-15戦闘機の離着陸訓練などが予定されています。