「逆らえない状態ではなかった」父の主張に里帆さんは…
そして2024年12月。富山地裁で裁判が始まりました。しかし、法廷に現れた大門被告は起訴内容を否認。
(大門広治被告)「娘と性交渉したことは間違いありません。ただ、逆らえない状態ではなかったと思います」
弁護人も「大門被告が性行為を持ちかけても、里帆さんは無視するときもあった」として準強姦罪は成立せず無罪だと主張しました。
自宅にいた里帆さんたち。代理人弁護士からの電話で父親の主張を知りました。
(福山里帆さん)「そういう主張でくるんだっていう…。苦笑いというか。その上、これが親だから、実の親だから…びっくりだな。ショックを通り越して、いまさら急に謝罪するとは思っていなかったですけど、さすがにそんな…さらに私を踏みにじるような主張をしてくるんだと」