かつて使われていた鉱山で熟成した日本酒の蔵出し式が行われました。

 1987年に閉山した兵庫県養父市の明延鉱山。ここで10月20日に行われたのが日本酒の蔵出し式です。

 坑道の中は一年中気温が12℃前後で、日本酒を長期間熟成させるのに適した環境だということです。20日に蔵出しが行われた「仙櫻」は、蔵で半年間熟成させることにより
深みのある味わいになるといいます。

 (山陽盃酒造 壺阪雄一社長)「非常に適度なコクのある熟成感」

 仙櫻は養父市内の道の駅などで販売されます。