自民党と日本維新の会で協議が進む国会議員の定数削減をめぐり、公明党の斉藤代表は「定数削減の議論には反対しない」としたうえで、「比例区を減らすのであれば、小選挙区も同時に減らすべきだ」との見解を示しました。

公明党の斉藤代表はきのう、自身のSNSを更新し、国会議員の定数削減をめぐり、「定数削減の議論には反対しない」としたうえで、「比例区を減らすのであれば、小選挙区も同時に減らすべきだ」と訴えました。

斉藤氏は「比例区」は小選挙区ですくい切れない民意の反映が目的だとして、比例区のみの削減は、「民意の多様化や多党化など、今の時代の真逆をいくものだ」と批判しました。そして、50議席を削減するならば「小選挙区30、比例区20」が妥当だとしました。

また、「選挙制度という民主主義の根幹を特定の政党間だけで決めるのは極めて乱暴」だとして、「全党が参加する『各党協議会』で、丁寧に議論すべきだ」と主張しました。