売上1位「ほぼ日」がアプリに

紙の手帳の中でも、20年連続「売上ランキング1位」のド定番と言えば『ほぼ日』ですが、なんと“手帳アプリ”を開発。
日本一の手帳メーカーのアプリには、どのような機能があるのでしょうか?

『ほぼ日』プロジェクトリーダー・藤野敦子さん:
「スマートフォンを持ち歩くだけで、“日記が作れる”ことが大きなポイント」

「ほぼ日手帳アプリ」では日々のスケジュールを登録できるのはもちろん、
アルバム・位置情報などと連携すればスマホを持ち歩くだけで、
▼その日訪れた場所▼撮った写真▼睡眠時間などを“自動で”1ページにまとめてくれます。(※10月15日から順次配信開始)

基本料は無料で、月額550円の「プレミアムプラン」なら
▼手帳アプリに登録した写真の印刷データが作れる「思い出プリント」サービスが利用でき、紙の「ほぼ日手帳」のカレンダー枠にピッタリ貼れるサイズで印刷できるので、デコレーションも手軽にできちゃいます。

それにしても、25年もの間「紙の手帳」にこだわっていた『ほぼ日』が、なぜアプリ版を開発したのでしょうか…?
プロジェクトリーダー・藤野さん:
「アプリの記録を見ながら思い返して手帳に感情だったりを記すことで、“紙の手帳が続けやすくなる”。そういう存在になれば嬉しい」
紙に記入⇒「筆跡そのまま」データ化
紙とアプリのハイブリッド版は他にもあります。
「Neo Studio2」(NeoLAB)は、スマートペン対応の手帳アプリ。

アプリに対応した紙の手帳に予定を記入すると、瞬時に筆跡がそのままデジタル化されアプリ画面のカレンダーに表示されます。
※手帳「N planner slim 2026」(2240円)/「ネオスマートペンR1」(1万48000円)

その仕組みは、ペンの先端に付いたカメラが手帳に細かく印刷された点(Nコード)を読み取り、タイムラグ無くアプリの手帳にも反映されるというもの。


さらに記入した予定は、自動的にGoogleカレンダーなどと連動。「時間」まできっちり反映され、手帳に手書きした予定をカレンダーアプリに入力しなおす二度手間が省けます。

まさに、紙に直接記入する気軽さと、手帳を持ち歩かなくて良い手軽さを兼ね揃えた“良いとこ取り”手帳。
デジタルかアナログか、それとも両使いか。2026年の手帳選びも楽しめそうです。
(THE TIME,2025年10月16日放送より)