秋の県大会で優勝した長野市の少年野球チームが、4日、プロ野球球団、読売ジャイアンツのジュニアチームと練習試合を行いました。
プロの卵が集うエリート集団を相手に、どんな戦いになったのでしょうか?

4日、東京で行われた少年野球の試合。

長野市の少年野球チーム長野東Junior(ジュニア)が、将来のプロ野球選手候補が集うエリート集団に挑みました。

試合の前日、練習に励む長野東ジュニア。

所属しているのは年長から小学6年生までのおよそ30人。秋の長野県大会で優勝を果たした実力のあるチームです。

指導するコーチの学生時代からの伝手で、今回、プロ野球球団、読売ジャイアンツのジュニアチームとの練習試合が実現しました。

(半田星音さん)
「相手は強いので楽しんでやりたいです」
(今井隆郡主将)
「点数をとっていい試合にしたいです、勝ちたいです、勝ちたいです」

迎えた試合当日。
対戦相手の読売ジャイアンツジュニアは、東京を中心に、将来のプロ野球選手の候補が集うエリート集団です。

初回。
長野東Juniorの先発ピッチャーの金子くんは丁寧なピッチングで三振を奪いましたが、連打を浴びるなどして3点を失います。

相手ピッチャーは、小学生ながら125キロの剛速球を投げる本格派左腕。
簡単には打たせてもらえません。
3回の裏、長野東juniorの攻撃はバッター、9番の半田くん!
レフトオーバーの初ヒットが飛び出しましたが、チームで放ったヒットはこの1本のみ。

相手の強力打線に6本のホームランを浴びるなど実力の違い見せつけられ、0対32で敗れました。

(途中登板・鈴木凱千くん)
「相手のバッティング、打線にびっくりしました、みんなが4番って感じ」
(ヒットを放った・半田臣海くん)
「今までできなかったことがここですべて出せて一番良かったです、いいピッチャーがいて経験になりました」

同世代のトップレベルを肌で感じた子どもたち。

この経験を大きな糧にこれからも練習に励みます。