2025年1月に現役を引退した鳥取県出身の長距離ランナー、中国電力の岡本直己さんによる陸上教室が、鳥取市の小学校で開かれました。

この陸上教室は、鳥取市の遷喬小学校が、校内持久走大会に向けて開きました。

岡本さんは、全国都道府県対抗男子駅伝で、歴代最多となる通算134人の追い抜き記録を樹立するなど、「ミスター駅伝」の異名を持ちます。

この日、岡本さんは、現役時代の経験を踏まえ、レース前のコンディション作りの大切さや走る際の呼吸法、ペース配分の重要性などをアドバイスし、一緒に校庭を走りました。

そして最後は、子どもたちと競争もして、走ることの楽しさを伝えていました。

児童「楽しかったです。すごく速かった」「去年(の持久走大会)は、最初のほうに速く走ってあとが疲れていたので、呼吸をすることと、もう少し姿勢をぴんと伸ばして走りたいです」

中国電力鳥取支社 岡本直己さん「小学生なので走るのを嫌いになって欲しくなかったので、きょうは楽しく終わってもらうということを心がけてやりました」

岡本さんは、「速い人の走りを見て、自分に合ったフォームを見つけることも大切」と話していました。