特殊詐欺などの犯罪被害防止に向けて、大分県警が冠婚葬祭事業を展開する企業と協定を結びました。
大分県警は犯罪被害の少ない社会づくりを目指し、2011年から県内企業と協定を締結しています。
15日は冠婚葬祭事業を展開している「ラック」との締結式が行われ、県警の三浦一男生活安全部長とラックの市山芳彦本部長が協定書に調印しました。
協定では、子どもの見守り活動の実施や事件・事故、不審者の情報提供に協力することなどが盛り込まれています。

(ラック・市山本部長)「特殊詐欺の相談を受けるケースが多く、犯罪を防止できる情報があれば警察に通報するような体制を組みたいと思っています」
ラックは今後、運営する葬儀場で特殊詐欺対策セミナーを実施することにしています。