一気に涼しく、秋めいてきました。いよいよ旬を迎えるのが「きのこ」です。美味しい食べ方、賢い保存方法をご紹介します。

「おいしいきのこの見分け方」ビタミンDを5~10倍にするには…

山形純菜キャスター:
ビタミンや食物繊維など、栄養も豊富で秋が旬という「きのこ」。林野庁によりますと、現在、約20種類が人工栽培されています。そのため一年中手に入ります。

大手きのこメーカー「ホクト」で36年間きのこを研究している大内謙二さんに「美味しい食べ方」などを伺いました。

まずは「美味しい『きのこ』の見分け方」についてです。以下のようなものが美味しいきのこだと言います。

しいたけやしめじは、傘が丸く開ききっていないもの。
えのきは、株が硬くキュッと締まっているもの。
まいたけは、水分が出ていなくて表面が乾燥しているもの。

ただ、ホクトの大内さんによりますと、「お店で売っている状態では、十分に実力を発揮できていない」とのこと。

きのこのほとんどが「室内栽培」されているため、料理をする前に「約10分間、日光を当てる」だけで、ビタミンDが5~10倍になるといいます。