円安や異常な暑さで養殖業者が厳しい状況に置かれています。

倒産に追い込まれる業者も相次ぐ中、「陸上養殖」という新たな試みが注目を集めています。

苦境に立つ養殖場の現場は

福岡市内のスーパーに魚を届けている長崎県松浦市の養殖場。

ブリやタイ、ヒラマサを育て年間620トンを出荷しています。

今、最も頭を悩ませているのが1日に24トンも使う餌です。

松浦養殖 森英明さん
「餌代が3年前と比べて1.3倍くらいになっている。今うちの販売価格はそこまで行かなくて1.2倍いくかいかないかくらいで、(経営的には厳しい?)なかなか、今はトントンくらいなんで」