新型コロナとインフルエンザの同時流行に備えた山梨県と医療従事者の対策会議が開かれ、年末年始の発熱外来の設置について地域によっては開設できない日があることが報告されました。


この会議は、新型コロナとインフルエンザの同時流行が想定される中、対応を協議しようと開かれたもので、県の担当者と医療従事者およそ130人がオンラインで参加しました。


その中で県は12月下旬をめどに受診・相談センターの電話回線を増やすことや、同時流行した場合、重症化リスクが低い人は発熱外来への受診を控える体制に移行することなどを説明しました。

これに対し医療従事者からは年末年始に発熱外来の設置が地域によっては開設できない日もあることが報告されました。


県は12月29日から来年1月3日まで開業する医療機関に1日あたり最大50万円を助成することにしていて地域の医師会が開設日を調整するよう求めました。