災害が起きた際、避難した先などで体調を崩し亡くなる災害関連死について、その原因の多くを占めているのは呼吸器や循環器系の疾患です。東日本大震災の発生以降、避難所の衛生面など生活環境は改善されつつありますが、健康にリスクがある人も避難した先で安心して過ごせる態勢づくりが求められています。

9月、仙台市内の小学校で市の総合防災訓練が行われました。地域住民らおよそ300人が参加し、避難所で使う簡易テントやベッド、仮設トイレの組み立てなどを
体験しました。

参加者:
「役立つかなと思う。簡易テントは結構いい」

東日本大震災の発生以降、宮城県内ではこうした避難所の開設訓練が定期的に行われています。