各地に広がる「犯罪被害者支援」

2025年4月に府中町で施行された犯罪被害者等支援条例は、
・見舞金の支給
・一時的な住居の提供
・精神的被害の回復に向けた保健医療サービス
などの支援が受けられます。

このような条例は、広島県内でも多くの自治体で制定されていて、犯罪被害者支援の重要性が広まりつつあります。また、「犯罪被害者支援センター」という窓口も県内各地に設置されていてます。

このように、犯罪被害者を支援する制度は整備されれつつありますが、決して完璧ではありません。

講演でも松本さんは、
▽全国どこでも犯罪被害に遭う可能性はあるが「住む地域によって受けられるサポートが違う」という現実がある
▽住む地域で受けられる支援の格差が生まれないようにしてほしい
▽窓口担当者が支援に関する知識などを身に付ける研修も必要になってくる
▽いつ支援を求める方が来ても対応できるようシミュレーションをしておいてほしい
と強く訴えました。