森保ジャパンのスタメンはGKに鈴木彩艶(23)。DFは渡辺剛(28)、瀬古歩夢(25)、鈴木淳之介(22)の3人。MFには伊東純也(32)、南野、堂安律(27)、田中碧(27)、中村敬斗(25)、佐野海舟(24)が入り、FWは小川の1トップとなった。

日本は立ち上がり、まずファーストシュートを放つ。前半5分、右サイドを駆け上がった伊東が相手ゴール前へクロスを放り込むと、走り込んだ小川が頭で合わせるが、枠の左に外れた。20分にはパラグアイに速攻を許し、ペナルティエリア内でGK鈴木と1対1の場面を作られるが、シュートではなくパスを選択されピンチを脱する。しかし、その1分後にセンターサークル付近からゴール前に縦の浮き球を通され、M.アルミロン(31)に強烈なシュートを許し、パラグアイに1点を先制されてしまう。

それでも日本は26分、敵陣のペナルティエリア手前で、ショートパスを受けた小川が、振り向きざまに強烈なシュート。相手GKに弾かれるが、高く上がったボールはそのままゴールに入り、日本が1-1の同点に追いつく。その後も日本はサイド攻撃やセットプレーなどで再三に渡りパラグアイゴールに迫る。試合の主導権を握った日本だったが得点を奪うことはできず、1-1の同点で折り返した。