スキージャンプ競技でミラノオリンピックへの出場を目指している山形市の内藤智文選手が「スキー人生をかけて臨む1、2週間になる」と次の大会に向け意気込みを語りました。

内藤智文選手は東京都出身で、今年の4月から山形市のスポーツ課の職員として働きながら、スキージャンプ競技の第一線で活躍するアスリートです。

おととしと去年は2年連続でワールドカップ日本代表に選ばれ、今シーズンも先月長野県で行われた白馬サマージャンプ大会で優勝するなど調子を上げています。

きょうは県内のスポーツの振興のため高校の部活動やスポ少など様々な団体の支援を行っているエンドー学事振興会から内藤選手に助成金50万円が手渡されました。

遠藤理事長は、「今シーズンをがんばってイタリアミラノオリンピックへの出場を果たしてほしい」と激励していました。



スキージャンプ 内藤智文選手「大変身に染みてありがたい限りです。スキー人生をかけて臨むような1週間2週間になる。自ずと身は引き締まる。リラックスしてバランスを取りながら取り組んでいければ」

内藤選手は、来週ドイツで開催されるコンチネンタルカップに出場する予定で、上位の成績を残せばワールドカップへの出場が決まり、オリンピックへの道も開けてくるということです。