その会見で市民団体側として出席していた仲村未央県議は…
▼会見で 仲村未央県議
「あえて申し上げたいのは、私たちは “自衛官個人” の存在についてなんら否定するものではありません」「 “自衛隊” として今回、プログラムに出演団体として明記されていること」
県議会の自民党会派はこの動きを問題視し、当初「自衛隊員に対する職業差別を許さない」とする決議案を県議会に提出することを目指す。ただ中立の公明会派は、沖縄戦の体験から県民には自衛隊に対し複雑な感情があるとして「職業差別」の文言に難色を示した。
県議会での議席は単独過半数に届かない自民会派は公明会派と文言を調整。市民団体による自衛隊への抗議や批判を「職業差別」だとする文言を削除し、自衛隊への「差別的な風潮を改め」るよう県民に求める表現に妥協、修正して採決に臨んだ。