7日夜、石川県小松市で木材チップの製造工場を焼いた火事は、木材を粉砕する機械に異常があり出火した可能性が高いことが分かりました。

7日午後8時40分ごろ、小松市工業団地2丁目の工場から火が出、およそ380平方メートルを焼き、およそ2時間後に消し止められました。

警察によりますと、鉄骨造2階建ての工場では、木くずを砕いて木材チップを製造しているということです。出火当時、中に人はおらず、けが人はいませんでした。

警察などが行った実況見分の結果、工場の中央に置かれていた木材を粉砕する機械の周辺の燃え方が激しかったことが分かりました。この機械に何らかの異常があったとみて、引き続き原因を調べています。