■バレーボール ワールドチャレンジシリーズ第2戦(8日、東京有明アリーナ)

日本代表キャプテン石川祐希(29)が所属する欧州王者のシル・サフェーティ・ペルージャと髙橋藍(24)擁するSVリーグ初代王者サントリーサンバーズ大阪の夢の対決2試合目。石川のペルージャがストレート(25ー19、25ー21、25ー18)でサントリーを下し、2連勝した。

第1セット、ペルージャの石川はベンチスタートとなったが、イタリア代表キャプテンのジャネッリ(29)のサーブで会場がわくなど世界トップ選手のプレーに魅了された。石川は18-14とリードの場面でコートイン。3枚のブロックをものともせず、スパイクを決めるなど存在感を見せた。

第2セット、ペルージャはブロックとサービスエースなどで8連続得点でリード。石川がコートインすると、髙橋はサーブですかさず石川を狙った。その直後、石川もサーブで髙橋を狙うなど日本のWエースが得意のサーブで激突した。さらに石川のバックアタックを髙橋がブロックすると、セッターのジャネッリは再び石川にトスをあげ、これをしっかりと決めるなど会場は大興奮。

あとがなくなったサントリーは、髙橋が右手で打つと見せかけて左手で相手コートに押し込むなど技を見せリードを奪った。しかしペルージャの強烈なサービスエースなどで逆転。世界の代表が顔を揃えるペルージャがストレートで勝利した。

イタリア・セリエAは20日、日本のSVリーグ男子は24日にシーズンが開幕する。