超小型の人口衛星の製作に携わった大分県内企業2社が、10月の打ち上げを知事に報告しました。
8日、県庁を表敬訪問したのは超小型の観測衛星「てんこう2」を作ったデンケンと江藤製作所の5人です。
「てんこう2」は宇宙から撮影してリアルタイムに画像を送信するほか、放射線や太陽光の強さなども観測します。このうち、江藤製作所は激しい温度変化にも対応できる外部パネルを担当し、デンケンは衛星の制御システムを製作したことを知事に説明しました。
(江藤製作所・神品誠治代表取締役会長)「宇宙環境というのは地球と違いますから、てんこう2には、できるだけ頑張ってもらいたい」
(デンケン・石井源太代表取締役社長)「地方の企業でも高い技術を持っていれば、こういった宇宙に向けた挑戦ができる。みんなが興味を持ってもらえるような取り組みになればいいなと思っています」
「てんこう2」は、10月21日午前11時前に鹿児島の種子島宇宙センターからH3ロケットに搭載され、宇宙を目指します。














