県人事委員会は8日、県職員の年間給与とボーナスを引き上げるよう県に勧告しました。

県人事委員会は、民間との給与格差を防ぐため毎年調査を行い、県職員の年間給与とボーナスについて改定勧告を県に行っています。

今回の勧告の通りになれば、県職員の初任給は、高卒程度で1万2300円、大卒程度で1万2000円引き上げられ、さらにボーナスは0.05か月分引き上げられることになります。

若年層に重点を置きつつそのほかの職員も去年を上回る引き上げ改定、手当の見直しなどが勧告され、行政職(平均42.1歳)の平均年収は619万円から641万円と22万円増えるということです。

県職員の初任給については、去年の人事委員会勧告で、高卒程度で2万1400円、大卒程度で2万3800円の過去最大の引き上げが行われていました。