中秋の名月の6日、長崎県五島市富江町では、子どもたちが家々をまわり、お供え物をもらう伝統行事「イモはまんだかな」が行われました。

「イモはまんだかな~」

夕方5時過ぎ、学校を終えた子どもたちが集まってきました。

「はいどうぞ!」「ありがとうございます」

長崎県五島市富江町に伝わる昔ながらの風習「イモはまんだかな」。「ふかしいもはまだできていませんか」という意味の「イモはまんだかな」を子どもたちが唱えながら家々をまわり、お供え物をもらいます。

男の子「うんまか!」

地域住民「みんな来てくれるから嬉しいです」

地域住民「文化ですもんね一つの、続けていってほしいです」

女の子「まんだかな」

五島のハロウィーンとも言われている「イモはまんだかな」。

中秋の名月に合わせ、秋の豊作を願い、収穫に感謝する五島市富江町の伝統行事です。