■MLB ナ・リーグ地区シリーズ第4戦 ドジャース2x-1フィリーズ(日本時間10日、ドジャー・スタジアム)
ドジャースが地区シリーズ第4戦で劇的サヨナラ勝利。フィリーズとの接戦に逆転勝ちを収め、3勝1敗でリーグ優勝決定シリーズ進出を果たした。
“新守護神”の佐々木朗希(23)が8回、9回、10回と打者9人をパーフェクトに抑え、A.ベシア(29)も気迫の投球で無失点。1-1のまま迎えた延長11回裏、T.エドマン、M.マンシーがヒットで出塁すると、2死満塁の場面でA.パヘス(24)が投ゴロも、まさかの相手ピッチャーの本塁送球ミスで勝負が決まった。
大谷翔平(31)は4打数ノーヒット(2三振)とこの日も快音響かず。第5戦までもつれた場合は先発の予定だった。フィリーズは昨年に続き地区シリーズでの敗退に。
フィリーズは10回からルザードが登板。ドジャース打線は大谷から3者凡退に倒れた。11回はエドマン、マンシーがヒットでチャンスを作り、ルザードからO.カーケリングに交代。E.ヘルナンデスが四球を選び、2死満塁の緊迫した場面で、A.パヘスが打席に立ち、2球目を打って投手への詰まった打球は、捕球したカーケリングが本塁へ送球。だが、ボールが右に逸れてしまいキャッチャーがベースから離れ、代走のキム・ヘソンがサヨナラの生還を果たした。
ナ・リーグの優勝決定シリーズは14日から行われ、2年連続ワールドシリーズ制覇を狙うドジャースは、ブルワーズとカブスの勝者と対戦(4戦先勝方式)する。