女性初の総裁 執行部に女性登用を増やすか
内閣にも執行部にも女性を入れる、と総裁選告示日の立会演説会で発言したという高市氏。今後の女性の起用について武田氏はこう述べます。
「自民党の最高幹部は党四役と言うんですが、そのうちの2人を女性にすると、これまで1人はありますが2人女性はありませんでした。ただ、自民党はもともと女性の数が少ない。その中で無理やり入れると、“女性だから”で、登用されると困る。ときどき会社でもありますよね。女性を女性を、とやった結果『あんまりこの人…』となってしまう可能性も出てきます」
今回の総裁選では▽松島みどり元法務大臣、▽有村治子元女性活躍担当大臣、▽生稲晃子参院議員、▽小野田紀美参院議員、▽片山さつき元地方創生担当大臣、この5人の女性が推薦人に名を連ねました。総裁選当日は、松島氏が高市氏の隣に座り、その反対側には生稲氏が座って応援している様子も見られました。
(武田一顕氏)「(隣に座ったから)それですぐ閣僚になるかどうかはわかりませんが、総裁選の候補者に近づくというのは、自分が権力を取りたい、大臣になりたいという欲求の表れですから、もしかしたら登用されるかもしれない」