男に告げられた判決は?そして男の反応は…

また男の「思い込みの激しさ」や、「暴力で問題を解決しようとする特性」にも触れ、

「家族との不和や、交際相手とのもめごとを繰り返しており、これが解決しなければ、同様の状況に陥った場合に、再び凶行に及ぶおそれは否定できない」

などと指摘。

一方で、被害者への謝罪や後悔の気持ちを述べ、更生への意欲を示しているなどとして、懲役10年の求刑に対し、懲役8年の判決を言い渡しました。

【画像④】送検時の男

判決を受けた男は、裁判官を見ながら、鼻をすすり、声を震わせながら「はい」と述べました。

さらに裁判長が、男に控訴する権利があることを説明し始めると、男は頭を強く何度も横に振り、裁判長の言葉が終わらないうちにはっきりした口調で、

「控訴しません」
「自分の罪を受け入れます」

と強く述べました。

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