入手困難といわれるほど大人気の大分県佐伯市宇目の名物「唄げんか焼き」の販売が今年も始まり、多くの人が季節限定の味を求めて訪れています。

「唄げんか焼き」は、道の駅宇目の直売所で秋限定商品として販売されている栗あん入りの回転焼きで。あんには地元、佐伯市宇目で収穫されたの栗を使用。大粒の栗がそのまま入っているのが特徴です。

このご当地スイーツの評判は口コミで広がり、土日には整理券が配布され、開店と同時に完売する程の人気ぶりです。価格は1パック3個入りで810円。6日も朝早くから買い求める人の姿が見られました。

(購入者)「このシーズンだけですからやっぱり最初に食べないと」「栗がいっぱい入っていて普通のとは違いますね」「本当は5パックぐらい欲しかったんだけど3つしかダメということでショック」

唄げんか焼きは、地元にある栗の実工房がすべて手作りで生産しています。

(栗の実工房・小野亮さん)「『待ってた』という声がありがたいです。今年は栗がいっぱいとれたんで、皆さんに秋の味覚を楽しんでほしいです」

道の駅宇目では、10月11日に開業30周年を記念した「うめりあ感謝祭」が予定されていて、唄げんか焼きも数量限定で販売されます。