卒業文集に綴られた“夢” W杯の目標
ちょっぴりシャイな三笘少年と、負けず嫌いだけどひょうきんな田中少年。二人は卒業文集にどんな夢を書いていたのだろうか。近藤:
なんて書いたか覚えていますか?

なんとなく覚えています。
田中:
恥ずかしいな。
三笘:
サッカーのこと書いてる?
田中:
俺、ゴリゴリサッカーのことしか書いてないんだけど…(三笘の文集を覗いて)何なんそれ、全然違うんですけど!
三笘:
(サッカーとの)「出逢い」だから、俺。
12歳の三笘が綴っていたのはサッカーとの出逢い。
文集より
「サッカーを好きになりました」
「プロサッカー選手になり日本代表になって活躍したい」
「サッカー選手になるために頑張って努力していきたいと思います」
三笘:
懐かしいですね。
一方田中の卒業文集には原稿用紙いっぱいに夢がびっしりと書かれていた。
文集より
「プロデビュー、プロ初ゴール」
「チームで活躍して日本代表」
「世界でプレー」
最後には、誓いにも似た大きな夢も。
「世界一のプレイヤーになります」
三笘:
具体的ですね。
田中:
ちょっと恥ずかしいわ。
近藤:
日本代表で活躍するっていうのは有言実行なさっていますもんね。
二人は今、12歳の時に描いた夢の中にいる。それでも、叶えた夢が新たな夢を連れてくる。
三笘:
もっともっとレベルを上げて、どんな状況でも対応できるプレーヤーにならないとなと思います。
田中:
自分の価値を示しつつ色んなものを吸収して成長していければいいのかなと思います。
近藤:
最後にワールドカップへの意気込みを(黒板に)書いていただきたい…

「優勝 田中碧」
三笘:
全試合ゴールを決められればおのずと勝ちが近づいてくると思うので、それだけの存在になりたいですし、自分もこれだけ活躍してチームの勝利に貢献したいなという意味で書きました。
田中:
出るからには優勝したいなと思うので。周りが何と言おうとそこでピッチで戦うのは僕らなので優勝目指して、優勝したいなと思います。
