ふわりと空へ…鹿児島の交通網の拡充に 「ご期待頂きたい」

3年あまり準備してきた関係者が見守る中、ふわりと万博会場の空に浮き上がります。電動のため、通常のヘリコプターと比べると静粛性に優れているのが特徴です。


視察に訪れた鹿児島市の下鶴市長も驚きをかくせません。

(鹿児島市 下鶴隆央市長)
「静かすぎてどこを飛んでいるかわからないくらい。霧島や大隅や指宿にぱっと移動もできる、観光の幅が広がる」

初めてフライトを見たANAHDの芝田社長も実用化に向けて手ごたえを感じていました。記者会見での質問に、ふるさと鹿児島での構想を話します。

(ANAHD 芝田浩二社長)
「錦江湾をまたいで薩摩半島、大隅半島の交通網の拡充につながる。鹿児島空港に離着陸場を作れば指宿まであっという間に行ける、非常に使いでの高いエリアだと思います。ぜひ鹿児島の皆さんにはご期待頂きたい」


大阪・関西万博でお披露目された空飛ぶクルマ、鹿児島の空を飛び交う日に期待が高まります。

     (※動画にナレーションはありません)