ANAが「エアタクシー」として全国で提供目指す

この日披露されたのは、アメリカのジョビー社が開発した最新の電動垂直離着陸機です。パイロットを含む5人が搭乗でき、最高速度は時速320キロ、航続距離160キロです。

ANAホールディングスではこの機体を活用し、2027年度以降、首都圏をはじめとした全国各地でエアタクシーサービスの提供を目指しています。

ANAHD 芝田浩二社長(鹿児島・加計呂麻島出身)

ANAホールディングス 芝田浩二社長


「万博は特別な場所。1970年の大阪万博で、アポロ12号の月の石を見て宇宙という未知の世界に感動し、未来への希望を抱きました。大阪・関西万博で、エアタクシーサービスが描く未来に再び胸が高まります」

鹿児島空港から指宿に行く場合、現状車では90分以上かかりますが、エアタクシーだとおよそ15分で移動することが可能になります。