若者が求めるのは強いリーダー

衆参ともに過半数割れし少数与党となった自民党。「自民王国」といわれる富山でもことし7月の参院選では当時の現職候補が落選し、18年ぶりに野党候補に議席を譲りました。

敗因の一つとみられるのが若年層の自民離れです。大学生の打保紗舞さん(20)と深澤歩太さん(20)。

自民党員ではありませんが、去年から県連青年局の学生部に所属しています。普段から党に対し同世代の声を届けるなど精力的に活動していますが、参院選では。

自民党学生部 打保紗舞さん「裏金問題であったりとか、それこそ昔から言われる世襲の問題であったりとか、若者に対してSNSで広がってしまって、ちょっと悪目立ちしている部分はあるんじゃないかなと」

自民党学生部 深澤歩太さん「自分が自民党学生部に入っているという話をすると、『えー』みたいな。『今はほかの党の方がいいんじゃない』とかは言われるので」

総裁選の投票資格はありませんが、青年局主催の討論会にも積極的に参加し、物価高対策や外交政策などに高い関心を寄せています。

自民党学生部 打保紗舞さん「外交に関して力強くあってほしい」「アメリカのトランプ大統領だったりとかを『すごいな』『あこがれるな』という声を結構聞いたりするんですね、友達の中とかでも」「日本をこれから背負っていくんだぞっていう力強いリーダーシップ、先頭に立つ力というのを若者は欲しているんじゃないかなと」

自民党学生部 深澤歩太さん「(バイトで)年収の壁気にして年末、最後の方はちょっとシフトを減らしたりとか」「生活が苦しいと思っているのでみんな。そういう減税のことに対しては期待したい」