10月に入り、年末の準備も進んでいます。

山形市の郵便局でけさ、来年の年賀はがきの搬入作業が行われました。

東北エリアでももっとも早くお年玉付き年賀はがきの搬入が始まった山形市の山形南郵便局です。

今年の年賀はがきの当初発行枚数はおよそ7億5000万枚で、このうち山形南郵便局には段ボール76箱、30万4000枚の年賀はがきが運びこまれました。

山形南郵便局は地域でも取り扱い量が一番多い郵便局で、年賀状はここからさらに南陽市や中山町の各郵便局にも送られます。

もっとも多く搬入されたのは無地のインクジェットプリント用で、切手部分に来年の干支「午」があしらわれています。

また社会福祉活動などに役立てられる一枚90円の全国版の寄付金付絵入り年賀はがきは、馬と将棋駒の縁起物として知られる左馬のイラストが描かれています。

山形南郵便局 鎌田満さん「手紙文化を継承していかなければという気持ち。普段会えない方と元旦に年賀状を受け取って喜ぶ姿をイメージして一生懸命がんばっていきたい」

年賀はがきは今月30日から販売が始まり、12月15日から配達の受け付けを開始するということです。