鹿児島県伊佐市でヒガンバナが見ごろをむかえています。育てているのは94歳の男性。きっかけは妻への思いです。

秋の気配漂う伊佐市大口大田の農道脇を赤く染めるヒガンバナ。
(記者)「秋晴れのもと、一面のヒガンバナが見ごろをむかえています」

今年は猛暑の影響などで、例年より10日ほど遅い見ごろとなりましたが、およそ500メートルにわたって、ヒガンバナの絨毯が見物客を楽しませています。
(見物客)「(咲き具合の)情報を確認しながら来た。スケールがやっぱり、こんな一面に咲くことはないからきれい」
(見物客)「きれいです。秋がきたなと」
ヒガンバナを世話してきたのは、94歳の上田篤さんです。