鹿児島県は、鹿児島空港で今月6日に航空自衛隊の練習機による訓練を実施すると発表しました。
県によりますと、鹿児島空港で今月6日宮崎県の航空自衛隊新田原基地所属のT-4練習機1機が、滑走路に着陸してすぐに離陸するタッチアンドゴーの訓練を行うということです。

時間は未定で、県は「今のところ民間機の運航への影響があるかどうかはわからない」としています。
機体には練習生と教官が搭乗するということで、新田原基地は鹿児島空港で行う理由について、「災害時などに鹿児島空港を使用する際にスムーズな運用ができるようにするため」としています。
またタッチアンドゴーを行うことについては「練習生の技量向上のため」としています。
航空自衛隊の戦闘機のタッチアンドゴー訓練は、徳之島空港で先月も行われていて、県は国に対し、地元の意向を尊重するとともに、住宅などの上空を極力さけて飛行するよう、要請したということです。