パステルや水彩で四季折々の自然や動物たちを生き生きと描く絵本作家のかめおかあきこさんの原画展が庄内町で開かれています。


米沢市出身の「かめおかあきこ」さんは、絵と物語の両方を手掛ける絵本作家として2000年にデビューし、絵本はアジア各国やフランスでも出版されています。
昨年度には小学3年生の国語の教科書の挿絵を担当するなど、活動の場を年々広げています。

内藤秀因水彩画記念館 後藤恵 学芸員「東北や山形を連想させる豊かな四季の風景。毛並みや表情など細部までこだわりを感じる動物たちの姿。だれかのことを思ってひたむきに行動する登場人物たちの姿などが特徴」
今回の企画展にはこれまで出版してきた作品の中からおよそ80点の原画が並びます。

こちらは、白い毛並みが愛らしい「オコジョのタッチィ」です。
季節の移ろいとともに姿を変える自然と、タッチィや森の仲間たちの物語りで、かめおかさんの代表作です。