「ユウキノフカボリ」今日のテーマはこちらでございます。

―Jアラート、どう行動する?
Jアラートは先月3日にも山形県内で発表されましたよね。
祝日の朝で驚かれた方たくさんいたんじゃないでしょうか?
Jアラートとは一体何なのか改めて振り返ります。

Jアラート、正式には全国瞬時警報システムというものです。
日本への攻撃や緊急地震速報もJアラートの一種なんですね。
こういった情報を国が得まして、人工衛星を経由してそこから県や各市町村へ。
それが我々のスマホであったり防災無線に届くということになるわけなんです。
今話題になっているのはJアラート何といっても弾道ミサイル発射の場合ですよね。
Jアラートはミサイルに関しては2種類大きく分けてあるんですね。
「ミサイルの発射」と「ミサイルの落下」についての警報が流れます。
どういった警報が流れるのか、実際にお聞きいただきます。あくまでも訓練ですどうぞ。
―Jアラートの音声―

皆さんこの音が鳴ったらJアラートです。
また、このJアラートが鳴ると、スマホなども一斉になってメールが配信されます。
ご覧いただいてるのは、今週火曜日(29日)に行われましたJアラートの避難訓練の様子です。
寒河江市南部地区の住民およそ400人が参加して実施されました。
このときは小学校が舞台になりましたので、児童たちも一生懸命避難訓練に参加してくれましたよ。
さあ、もしJアラートが鳴ったらどう行動するのかということをね、改めて見ていきましょうか。
ミサイル落下の行動の場合なんですが原則があります。

なんといってもですね、屋外にいる場合は、頑丈な建物か地下に逃げてください。
あるいはこういったものがない場合は物陰に隠れてください。ということになっています。
そして、屋内にいる場合はどうすればいいのか。窓から離れてください。ということが言われているんですね。
ということでこの原則を踏まえて、

Jアラートクイズあなたならどうする?
あえてちょっと明るめに、Jアラートのときにどう行動すればいいのかという皆さんと一緒に考えてみたいと思います。
吉川さんも答えてくださいね。
吉川アナウンサー:
わかりました
結城アナウンサー:
Jアラートクイズ、①自宅にいた場合
はい、皆さん自宅でくつろいでいるのを想像してください。そのときにJアラートなりました。
さあ吉川さんどうしますか?
吉川アナウンサー:
先ほどもありましたけど、まずは窓から離れる。はい。そして、私だったら布団にくるまる
結城アナウンサー:
いい感じですね。では正解をご覧いただきます

窓から離れてください。
ガラスが飛んでくると危ないですよね。そしてもしそれでも心配な場合は、廊下などで座布団をかぶるなど身を守ってください。そうすればより安全になります。爆風などが来た場合に備えてということになりますよね。
吉川さん、正解でした。次です。
Jアラートクイズ②外にいたら
丈夫な建物がそばにない場合を想定しています。
山形、田んぼたくさんありますよね。農作業などしてる方もたくさんいらっしゃいます。こういった場合、あるいは車を持ってらっしゃる方たくさんいますよね。
車に乗っていた場合どうしますか?吉川さんどうぞ。
吉川アナウンサー:
まずはどちらにしても、作業を止めて車もとめて物陰を探して隠れる。
結城アナウンサー:
さっきと何かアクションが同じですね。答えごらんいただけますどうぞ。

吉川さん素晴らしい。
農作業をしていた場合は、側溝とかですね。隠れられる場所を見つけてとにかく隠れてください。
そして、車を運転していた場合は車を一旦止めてください。そして、物陰に隠れてください。ということになっています。

では次です。
Jアラート弾道ミサイルの場合というのは
先ほどから申し上げてる通り、原則は頑丈な建物に避難するということがまず第1なんですね。
山形県は指定の緊急一時避難施設というものを設けているんです。実は848ヶ所もあるんです。
実は今回の避難訓練に参加した方から、こういった意見が出ました。

訓練に参加した住民
「避難場所が住民はわからない。避難施設がここだというようなところをやっぱり教えてほしい」

ということで、ちょっとわかりづらいよという意見があるんですね。
実は県はホームページで公表してるんですね。
こういったページのここをクリックするとリストが出てくるんですが、なかなかわかりづらいということで、公開はしているんですが県は今後課題として挙げていました。
市町村と連携してより周知に努めるということをおっしゃってましたね。
そして、子どもが通学のときにねJアラートがなったら大変だということで、防災教育にも取り入れるってことも言っていましたね。

まとめです。
弾道ミサイルは発射されると数分で日本に到達する可能性があります。
ですからJアラートがなったらどう行動するかを1人1人がきちっと確認しておくことが大事なんですね。

何よりも、ただ、物陰に隠れればいいやって考えるんじゃなくて、有効なのは生活スタイルをきちっと分析しましょうということなんです。
そうすると、自分の生活スタイルでどこに常に自分が出かけるかを考えると、行動が見えてきますよということでした。
ぜひ皆さんもJアラートについての対応を考えてみてください。