■無人 “自動運転” 世界中が実験を競い合っているステージに


ホランキャスター:
中国では自動運転タクシーが実現しています。2020年に中国のIT大手バイドゥが始めました。北京市内の一部などで運転席に人が座った状態でハンドルは一切握っていません。道がすいていれば時速50キロほどで走行してくれるそうです。これがさらに進化して、今年4月には運転席に人がいない状態での走行試験もスタートしました。

井上キャスター:
北海道の一部地域で自動運転バスの定期運行が始まるなど、日本も技術革新を行っていますが世界的な競争になりますか。

米イェール大学 成田悠輔 助教授:
世界中がいろいろな実証実験を始めて競い合ってるという段階ですね。最近、お台場あたりで普通に車が通っている道の中を人が運転席に座りながら自動運転で動くタクシーの実証実験に参加してきましたが、乗ってみると人間以上に慎重で安全運転でした。自動運転で思い浮かべがちな危なそうというイメージが覆される体験をしました。

井上キャスター:
あとはそれに合わせて事故が起きたときの法律面も並行して考えるべきだと思います。