鳥取県鳥取市の養鶏場で、高病原性鳥インフルエンザが発生したことを受け、国の指定に基づき、野鳥の監視が強化されました。
記者 齊尾和之
「鳥取市の養鶏場での感染確認を受け、国が野鳥の監視重点区域を指定、県による調査が進められています」
1日、鳥取市の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザの発生が確認されたことを受け、環境省は養鶏場周辺10キロ圏内を野鳥監視重点区域に指定しました。
野鳥の監視
「キンクロハジロ6のスズガモ4」
「スズガモ4、はい」
県は区域内を毎日監視し、野鳥の異常の有無のほか、種類や飛来数について詳しく調査します。
1日の対策会議で、鳥取県の平井知事は、次のように述べています。
鳥取県 平井伸治知事
「野鳥関係についても、ふん便調査の対象を拡大するなど、ウイルスの状況に応じた計測体制に切り替えつつあるところであります」
今回の感染確認について、県は湖沼にいる野鳥のカモの可能性を指摘しています。
鳥取県緑豊かな自然課 前場裕介農林技師
「首を振ったりしていて、神経症状が見られるような異常な行動をしている野鳥や、死んでいる野鳥に注視して調査している」
また、県が進めている養鶏場の鳥の殺処分は、2日午後3時現在で、6万305羽、全体の55パーセントまで進んでいます。
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