空手の全国大会に招待されたウクライナの選手団が長野県高森町を訪れ、避難民を受け入れていた町に対して感謝を述べました。

高森町役場を訪れたのは、国内外で空手を指導するNPO法人「禅道会」のウクライナ支部の選手団7人です。

12歳から16歳の子どもを含む7人は、4日、飯田市で開かれる「禅道会」主催の空手の全国大会に招待され、来日しました。

高森町は11月まで、同じ「禅道会」の会員家族を避難民として受け入れていて、選手団は「町に感謝を伝えたい」と壬生(みぶ)町長のもとを訪れ、ウクライナの伝統的なお守りなどを手渡しました。

今も続く戦禍の中、来日した選手団に対し壬生町長は、「少しでもリフレッシュして試合に臨んでほしい」と激励しました。

(スタニスラヴ・マリイさん)
「絶対勝つという気持ちで戦いたいウクライナは強いということをみんなに見せたいと思う」

7人は4日、大会に出場し、7日に帰国する予定です。