後期高齢者医療を支えているのは誰か?
医療費ひっ迫の大きな要因となっている後期高齢者医療制度。その費用の半分は税金でまかなわれていますが、残り半分のうち8割は現役世代が負担しています。
つまり全体の負担割合は…
▼税金50%
▼現役世代40%
▼後期高齢者10%
後期高齢者本人より現役世代の負担が重く、「若い人たちの負担が重すぎるのではないか」という議論につながっているのです。持続可能性と公平性の観点から行われる今回の制度変更。「2割負担」となるのは、後期高齢者のうち約7%(約15万人)です。