暖房代が1万円アップ?「夏じまい」をサボるとどうなる?

エアコンのお手入れを怠ると、フィルターにホコリが溜まり、十分な量の空気を取り込むことができなくなります。そうなると、エアコンはより多くの空気を取り込もうと余計な電力を消費することに。

実際に、エアコンフィルターを1年間掃除しないと年間で約25%も消費電力量がアップするという実験結果もあり、金額にして1万円以上も電気代がムダになる場合があるそうです。

夏~秋にかけてカビに要注意!

カビは気温20~30℃、湿度70%以上で最も繁殖しやすく、夏~秋が最もカビが発生しやすい季節です。エアコン内部にカビが発生したまま使用すると、空気中にカビが漂い、呼吸器系のアレルギー疾患を発症するリスクも。

カビが発生しやすくなる原因は主に2つあります。1つ目は、空気中に浮遊しているホコリや油分がエアコン内部に溜まり、カビの栄養源となること。2つ目は、冷房や除湿運転によってエアコン内部の湿度が高まり、カビの成長に適した環境になってしまうことです。