大分市の楊志館高校で、調理師を目指す生徒たちが、大分市で収穫された食材を使ったお弁当を作るコンテストで、学んだ技術を披露しました。

楊志館高校の調理師コースでは、2年生を対象に、これまで学んだ技術の発表の場として毎年お弁当コンテストを実施しています。

コンテストは「地産地消」がテーマで、ニラや大葉など、4種類の大分市で収穫された食材を使うことがルールです。生徒30人は、夏休みから練り上げてきた献立をもとに、およそ3時間半かけて工夫をこらした弁当を作りあげていきました。

(生徒)「テーマが大分の魅力なので、大分の特産物を存分に生かして頑張ったので見てほしい」「花てまりって私が思う中で丸くてカラフルでかわいいイメージがあったので、自分なりにアレンジして作りました」「大阪万博の大分バージョン的な。別府の地獄蒸しパプリカを使って別府パビリオン。細かいところを見てほしいですね」

「食欲そそる旬菜弁当」

8人の審査員が技術力、独創性、見た目の美しさなどを審査した結果、渡辺美優さんの「食欲そそる旬菜弁当」が最優秀賞に輝きました。