家の付近の木の様子を見守ることも大切

 こうしたことを踏まえ、専門家は、街の木々についての私たちが意識を変えるべきなのではないかと提唱しています。

 例えば、伐採に対して住民から反対の声が上がるケースがありますが、街の樹木は古くなれば新しくする必要があるということを知っておいてほしいということです。

 また、街の木は行政に任せるには数が多すぎるため、家の前や付近の木の様子を普段から見守ることこそが自分の身の安全につながるといいます。

 下水道などのインフラの老朽化が問題視されていますが、実は街路樹なども老朽化しています。これを次の世代にそのまま残していいのか、私たちも考えるべきかもしれません。

(2025年9月29日放送 MBSテレビ「よんチャンTV」より)