「日本のインターネットの父」として知られる研究者が市内の大学で学生たちに向けて講演会を行いました。
広島市立大学で講演会を行った村井純さんはインターネット黎明期から技術の基盤作りや運用に関わっていて、内閣官房参与やデジタル庁顧問を務めています。

講演会にはおよそ750人の学生からの応募があり、インターネットと社会の発展の関わりや、生成AIについても話が及びました。
村井純さん
「いまのAIはGoogleが集めてきたデータをもとに答えを出しているから時々間違う。質の高いデータができると、質の高いAIができる身近なところからやっていかないといけない」
参加した学生
「どういう情報が取られて、どういう動きをしているのかわからずインターネットを使っているので、システムを学びたいと思った」
「AIの答えを信じるのではなく、自分の知識を使って調べることが大事だと思った」
村井さんは、「インターネットの領域には日本が世界に貢献するチャンスがある」としています。