岐阜県飛騨市の山中で80代の男性がワナにかかっていたクマに頭を引っかかれるなどしてけがをしました。命に別状はないということです。

飛騨市によりますと、27日午前11時頃、飛騨市神岡町東漆山の山中で、シカやイノシシを捕獲するためのワナに、体長1メートル35センチのオスのツキノワグマがかかっているのが見つかりました。

猟友会が駆除のために発砲し3発が命中。発砲した80代の男性が近付くとクマが立ち上がり、頭部をひっかかれて右手を噛まれるなどのケガをしました。

男性は病院に搬送されましたが、命に別状はないということです。

クマはその後、駆除されました。