開発のきっかけは「ワンオペ育児」

この夕食販売サービスを手がけたのは石井英貴さん。
開発のきっかけは妻が出産のために里帰りし、120日間、当時4歳の娘と2人暮らしをしたことでした。
パッチワークキルト 石井英貴さん
「共働きのお母さんがどれだけ苦労しているか身に染みて思ったのがきっかけです。そのタイミングで上の娘が通っている保育園の園長先生に『給食を分けて下さい』とお願いはしたんですけど、それはいろんな理由でできないというお答えだったので、であれば、我々の方でそれを代行する形でサービスできないかというところから発想を得て今回のサービスに至った」

9月16日に導入したばかりですが、関心を持つ保護者も増えているという夕食の無人販売。
保育園側も園の魅力向上につなげたいと期待を寄せています。

薬院セレステ保育園 甲斐祐司 施設長
「保育園はお子さんの支援もしながら同時に保護者の支援もするという側面もありますので、今回のタスミィさんの商品が、保護者支援にとても有効なのかなというところしたので参加してみようかなと」
広がる夕食販売 幼稚園でも
ほかにも、夕食の販売を行っている施設があります。
・福岡市城南区「アンジュブラン中村学園前」
3年程前から、平日に惣菜を販売。一般の方も、予約なしで購入可能です。
・北九州市門司区「さいわい幼稚園」
毎週火曜日と木曜日に保護者向けに夕食を販売しています。
・北九州市八幡西区「聖ヨゼフ幼稚園」
近くの弁当店と連携し、毎週水曜日に保護者向けに夕食を販売しています。